風の村花日記

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今日の花

 今日(数分前に0時を越えたが)は、午前中に白井文化会館で開催された社会福祉法人千葉県聴覚障害者協会65周年記念兼第30回耳の日まつりに参加した。私は、この協会の理事なのだ。
 終了後、白井から直接風の村に向かった。

 ところで、今日二十四節気の啓蟄、暦どおり虫たちが目を覚まし、続々と穴から地上に出てきそうな陽気だった。
 
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白のカラー、薄い黄色のラナンキュラス、枝は姫ミズキ、姫ミズキは、写真ではわからないが、小さな薄黄色の花が点々と咲いている。葉っぱはドラセナの一種。

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カタログで自分が選ぶというプレゼント方式がある。それで手に入れた花器を今日始めて使った。
アオモジとガーベラ。アオモジは別に珍しくはないが、こんなに見事に花が咲いたものはあまり見たことがない。花器の色に合わせて赤黒い色のガーベラを使った。

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青い花瓶で使ったカラーが余ったので、それを使う。他に、ラナンキュラス、ワックスフラワー、フリージャーも残り物。

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フリージャーと青い花瓶で使った姫ミズキを少し借用。
by toruikeda | 2011-03-07 00:35

「障害を越えて…」

 昨日は奈良、あすなら苑に出張、今朝11時頃にあちらを発ってそのまま病院へ。透析を開始してから1時間が経過した。奈良のホテルでニュース23を見ていたら、目がほとんど見えず、知的障害もある難病の青年がエレクトーンの弾き語りでコンサートを開き、聴衆の感動を呼んでいるという報道があった。
 そのことに関する話ではない。その番組に「障害を越えて…」というタイトルがつけられていたことに、一言いいたいのだ。
 「障害を越えて…」は、この種の報道に必ずと言って良いほどつく枕ことばだ。「克服して」という言葉も良く使われる。ヴァンクライバーン国際ピアノコンクール」で優勝した辻井伸行さんのときも、そういう言葉が躍った。
 「障害」は越えるべき、克服すべき対象なのだろうか!?
 そうではないことは、WHOが2001年に決定した「障害」に関する定義で既に明らかだ。国際生活機能分類だ。英語ではInternational Classification of Functioning, Disability and Health、頭文字を取ってICFという。それまでは、障害とは、「疾病 ⇒ 機能障害 ⇒ 能力障害 ⇒ 社会的不利」と考え、社会的不利(生活しにくさなど)は、本人に疾病(障害など)があることが原因で発生するという考え方が主流だった。この考え方からすると、確かに障害による社会的不利を「克服」するという考え方になる。しかし、そうなると、社会的不利を克服するか否かはもっぱら本人の努力次第ということになりかねない。障害者への「療育」「訓練」「」「リハビリ」などは長くこの考え方に基づいて行なわれてきた。入所施設で、一生、社会適応訓練を行なうという訳のわからないことが常態化していた。
 ICFによって、この考え方にコペルニクス的転換が図られた。例えば、車いす生活の人が社会的不利を抱えているのはその人の疾病が原因ではなく、道路の段差、エレベーターの不備など、環境の側に原因があると考えるのだ。「障害」は決して「克服すべき」ことではなくなったのだ!

 そんな小難しいことを考えなくても、例えば私は、二分脊椎症という障害を持ち、下肢障害、人工肛門、人口膀胱を造設し、週3回の人工透析を受ける1級の障害者だが、障害のない自分を想像することができない。私が今私であるのは、障害を持ちながら生きてきた、その全体なのであり、「もし私に障害がなければ」という想定には何の意味もない。

 昨日の彼や辻井氏の演奏に多くの人が感動する。それぞれに固有な思いを抱いて。「障害を越えて…」という、無意味で安っぽい言葉で、その多様な思いを無遠慮に代弁するのは、そろそろやめにしてほしい。
by toruikeda | 2011-03-04 18:58

昨日から今日にかけて

 昨日の午後1時に、ライフ&シニアハウス市川があるJR市川駅前の高層ビルの1階喫茶店で、ユニバーサル社会創造センター(仮称)の事務局打ち合わせを行なった。
 12時半過ぎに着いたので、並びのラーメン屋さんに入ると、そこには高根台つどいの家の職員5~6人がいて昼食を取っていた。「何でこんなところに?!」と驚いたが、ライフ&シニアハウス市川の職員と合同で実施している上野文規さんの「介護講座」が終わったところだとのこと、なるほど。
 ワンタン麺を食べ(喜多方ラーメン風の味で、好みだ)1時に喫茶店に移動、打ち合わせに入った。ユニバーサル社会創造センターについては、このブログでも何度か紹介してきた。準備を始めて1年半近くになり、組織名も、社会連帯経済推進センターから仮称ながら現在の名称に変更し、目的も修正を重ねてきた。
 先日の設立準備会で、今年9月または10月に設立総会を開催することを決定、いよいよ秒読みの段階に入った。

 その後、自宅で車を乗り換え、妻と共に透析を受けている病院に向かった。在宅透析開始に向け、病院スタッフとのミーティングが開催されるのだった。お忙しい中、透析センター長の先生を中心に、臨床工学技士さん、看護師さん、ソーシャルワーカーさん、医事課の方、総勢8名が集まって下さった。心から感謝!!!

 終了後、午後6時からJR千葉駅前で、いなげの複合施設内で開院する「生活クラブ風の村園生診療所」の打ち合わせ。所長就任予定の先生とその後輩でさまざまなアドバイスを頂いている木更津の先生、いなげの責任者、私の4人だった。

 今日は、昨日市川で開催された上野文規さんの介護講座がさくら風の村で開催されるので、昼休みにカフェベルダで教育研修室長と共に、上野さんと来年度の講座開催の方針について協議、大筋を決定した。
 来年度は、今年実施した事業所に加えて、いなげの複合施設でオープン前から実施することになった。事業所オープン時から上野さんの指導を受けるのは初めてであり、期待が高まる。
 上野さんの介護講座は、単なる技術研修ではなく、「介護の理念、理論の習得」と「技術の取得」をDNAのらせん構造のように進めていく。その醍醐味を実感するにはかなりの時間を要する。最初から指導を受ける「いなげ」の職員、特に既に介護の仕事の経験がある人には、自分のこれまでの経験知を一旦捨てて、白紙で研修に向かってくれることを望みたい。
by toruikeda | 2011-03-02 20:42



社会福祉法人生活クラブ理事長の日記