風の村花日記

支援関係の打ち合わせ&参議院厚労委員会

ホームレス支援団体、市川ガンバの会、JFSA、生活クラブ生協、社福生活クラブで、共同支援のネットワークづくりが進められている。今夕、JFSAの柏センターで、打ち合わせを行なった。このセンターを支援物資集荷の拠点にできるのではないかということで、下見を兼ねて集まったのだが、仕分け業務等を行うにはボランティアが集まりにくいのではないかということで、市川にある生活クラブ生協ベイセンターが使えるか、検討してもらうことになった。
 
 ところで、24日に開催された参議院厚生労働委員会で、中村博彦委員が次のような質問をしたようだ。
中村博彦氏は、全国老人福祉施設協会の前会長、特養業界のドンで、特養の個室ユニット化に一貫して反対してきた人で、全国の特養をバックに参議院議員2期目だ。

中村氏の質問
 どういうわけか特別養護老人ホームの全室個室ユニット型のみを進める政策が、この3、4年間続いてきているが、今回の震災で大きな問題が生じている。
 岩手県大槌町の個室ユニットケア型の施設長によると、個室だから避難の人が入れない。そして、(入居者も?)この災害で認知症の周辺症状が激しくなった。日常生活自立度が上がった。この地震で認知症の方が軽くなっていない。だから、個室で対応できなくなっている。そして余震がある。だから個室に戻せないので、廊下で対応する。そんな状況である。なぜ多床室と、個室ユニットケアが、地域ニーズに応えて柔軟に整備できる制度にしなかったのか。

 なんという質問だろう。個室ユニット型特養が被災者を受け入れることができないなどということは、あり得ない。風の村では、県の問い合わせに対して10人程度の受け入れ可能という返答をしている。10人というのは、入居者への影響を最小限にすることを前提にした数であり、廊下などを含めた短期緊急受け入れなら、もっとおおぜいの受け入れが可能だ。厳密な数値ではないが、個室ユニット型と多床室特養が受け入れられる人数に違いはないだろう。
 認知症が重くなったから個室で対応できないという発言も、まったく理解できない。認知症グループホームが全室個室であることを、どう説明するのだろう。

 大震災というこの非常時に、それを利用して根拠のない個室ユニット批判を展開して多床室復活をねらうとは…
 
by toruikeda | 2011-03-26 22:14
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