ユニバーサル就労システムづくりワークショップ
生活クラブでは、新規の事業所を建設する際に、近隣の障害者団体などに呼びかけてユニバーサル就労ワークショップを設置し、「社会的に不利な立場の人」の就労促進をめざしてきた。
「社会的に不利な立場の人」とは、障害者手帳を持っている人はもちろん、様々な物理的、精神的、社会的なハンディキャップで就労が困難な人のことをいい、障害者雇用という概念よりも広い使い方をしている。 生活クラブ千葉グループ9団体では、昨年からユニバーサル就労に取り組み始めており、昨年から今年にかけて、標記「システムづくりワークショップ」を開催して、まず「ユニバーサル就労とは何か」という定義付けを行なった。そのうえで、今年から本格的に各職場でユニバーサル就労を進めてきた。本部にユニバーサル就労支援室を設けて、後方支援体制も整えてきた。 そして、昨日から「ユニバーサル就労システムづくりワークショップ」の第2段階を開始した。 今回は、これまでの実践を踏まえて、生活クラブ千葉グループ等でユニバーサル就労を促進するための「支援システム」を創ることにある。社会福祉法人生活クラブでは、市川市のNPOセカンドスペースと連携して、ニート状態にある人の就労に取り組み始めている。まずボランティア活動から始めてもらうなど、徐々に職場に慣れてもらい、最終目標の一般就労まで時間をかけて進んでいこうと考えている。 それにはお金もかかるが、昨年度から利益の一部を積み立て始めた「地域福祉支援積立金」を財源としていくことにしている。こうした支援体制をグループ全体の共有物にできればと考えている。
by toruikeda
| 2010-10-26 12:32
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