病院スタッフ来訪
一昨日のことになるが、病院の臨床工学技士さんと透析器械メーカーの人が自宅に来て下さった。水周りや電気系統が透析機の設置、稼働に問題がないかを確認するためだ。
我が家は3LDKだが、6畳の部屋を透析室として利用することにする。大量の水が必要で、洗面所から壁に穴をあけて給排水管を通さねばならない。また、過電流でブレーカーが落ちないように、20アンペアの独立した電気回路が必要になるのだそうだ。 これらの住宅改修を進める一方、今後、病院のスケジュールに基づいて、透析時に、私と共に妻も病院に行き、事前準備、穿刺、透析中の見守り、緊急対応、終了措置、後かたずけ等、全工程の練習を行うことになる。事前準備、後かたずけには、それぞれ1時間程度が必要だということで、病院での透析であれば、それらはすべて病院スタッフがやって下さることなので、在宅透析は決して楽なことではないようだ。 改めて、なぜ在宅透析をやるのかの意味を確認しておかねばならないことを痛感している。 在宅透析を行なっている人のほとんどは、病院での透析時間よりも長時間の透析を行なっている。私もそうだが、病院でのもっとも一般的なパターンは、週3回で1回4時間だ。この時間が長ければ長いほど体に良いことは、証明されているそうだ。私は、1回5時間半から6時間、1日おきにしたいと思っている。週3.5回になるから、1回6時間とするとトータル21時間だ。現在は12時間だから1.8倍近くになる。体調がどう変化するか、今から楽しみだ。 また、今は月、水、金に透析しているので、金曜から月曜の間に中2日空くため、水分量やカリウム、リンの数値が上がらないようかなりの「我慢」を強いられているが、それが著しく緩和される。よほどがぶ飲みや暴食をしなければ、普通の食生活が送れるという。それも、とてもうれしい。 いずれにしろ、いよいよ実務的な準備が始まった。数カ月後には在宅透析が始まるだろう。
by toruikeda
| 2011-02-23 19:15
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